傍目八目

日々の思いをつらつらと

私の詩「触れて」


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あの日
夏のあの日
私達は湖のほとりにある
私のセカンドハウスにいて
あなたのお友達もいて
私のお友達もいて
ビザを焼いたのよね
ビザ釜をみつけて
みんなで焼いたのよね
ワインをのんで
私もあなたも少し酔って
お友達はそれぞれ自分の
別荘に歩いて帰っていった
庭にあった釜は母が望んで
造ったものだけど
私は初めて使ってみた

ビザは美味しかった
びっくりするほど美味しくて
ついついワインもすすんでしまって
私少し大胆になったのかしら

ディープにキスされて
脱がされて
私あなたに囁いたわ
覚えているのしっかりと

 

私はワインのせいで大胆になって
そうよ大胆になっていた
あなたに囁いたの
あなたの全てがほしいと

あなたに触れてみたい

あなたは獣になった
あなたの箍が外れたのね

 

あなたに触れて
あなたは獣になって


あなたの指は魔法使い
あなたの舌は魔王よ

そしてあなた自身は
あなたであってあなたではない

生まれて初めて
触れた日

私はやっと大人になった

大人になる切なさを知った
大人だけの歓びを知った

触れて
触れてみて

 

  
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