傍目八目

日々の思いをつらつらと

小池真理子さんの短編を読む。

 


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桜。市内の公園の桜。

 


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散歩中にみつけたチューリップ。

くすんだピンクのチューリップだけを並べて植えているのが、なかなかセンスが良い。

 

長いゴールデンウィークも終了。

 

元号が令和に変わり。庶民の生活にはどのような変化が出てくるのでしょうか。

先程のニュースで、アジアの地域の国々の株価が下がっているとか。トランプさん、また何かやってくれましたか?

 

 

休みだからと休んでもいられず、あたふたと忙しい10日間でしたが。

 

合間に、移動中に、眠る前に、、数冊の本を読みましたが、一番強く印象に残っているのは、

小池真理子さんの作品で、短編ですが、ぞっとするほどに素晴らしい作品です。

 

わずかに18頁の作品ですが。

男と女。世間的には不倫の男女の別れを描いています。

病弱な男の子がいる、もちろん妻もいる有名企業に勤める50才の男と、バツイチの40才の女。

女は病弱な母親と13才の女と暮らしています。

 

タイトルは「さびしい」。

 

女のさびしいの一言から、二人は体を合わせるようになり、3年。不毛の愛のようにみえて。

相手に何も望まない愛のようにみえて。

 

別れます。

 

もめることもなく。静かに。

 

短編ですから、この短さに、すっきりと、完璧に過去から現在、そして未来まで収めています。

男女二人の性格も。

さびしさも。  爽やかではありませんが、

ずっしりとした余韻が残った作品でした。