傍目八目

日々の思いをつらつらと

エミリー・ブロンテの詩


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嵐が丘」の作者として知られているエミリー・ブロンテですが、わずか30才で亡くなっています。5人姉妹でしたが、2人は亡くなり、

残る3姉妹で詩集を出版していて、最近その詩集が注目されているようです。

 

現代ですと病気になっても、なんとかなるような状態でも、昔ですと、死んでしまうしかなかったのですね。1800年代ですから、想像してみるだけでも分かりますね。

30才は若すぎますね。エミリーがもっと生きていたら、「嵐が丘」だけでなく、まだまだ作品が残されたのではと。残念です。

 

 「富などいらない」 

    エミリー・ブロンテ

 

富なんか

問題にならない

恋なんか

考えただけで

ふきだしてしまう

名声なんか

日が射すと消えてしまう

朝露とおなじ

わたしが祈るのは

ただひとつ

わたしを今のまま

放っておいてほしい

わたしに

かぎりない自由を

あたえてほしい

 

ときは過ぎ去り

もうすぐ

わたしは死ぬだろう

わたしが望むのは

ただ、ひとつ

なにものにも囚われない

ひとりの人間として

勇気をふるい

生を耐え

死を耐えること

ただ、それだけだ

 

1841年作とありますので、エミリーが23才の時の詩です。自分の死期を悟ったような詩で、また、エミリーの強い信念のようなものを感じる詩です。

 

 

☀☀☀☀☀

 

今日は暖かく、コート無しで歩けました。

桜がちらっと開花したところもあったようで、

桜もびっくりの陽気なのでしょう。

予報では、明日、明後日は20℃以上になるとか。私はあわてて、明日用に春の薄手スーツを用意しました。

 

街中はすっかり雪が消えていますが、雪捨て場になっていた公園や河川敷の雪も例年より残っている雪が少なく、今年はやはり雪は少なかったのだろうなぁと。

 

温暖化現象でしょう。

 

野菜なども、生育地域がきっと北上してくるのではと思います。

 

自然を征服することなどは出来ないけれど、

自然と戦ってきたのが人間の進歩の歴史。

 

そんなことを考えながら、エミリーの詩を味わっています。