傍目八目

日々の思いをつらつらと

日本語は面白い。


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チャキチャキした人ですね。と言われることが多い。チャキチャキって何?

ちゃきちゃきの江戸っ子とか言いますが、私は江戸っ子ではない。

イメージとしては、なんとなくは分かるのですが。

ゆったりのんびりはしていないから、チャキチャキした人と表現されるのだろうけれど。

 

嫡々から転じたものらしい。

嫡々とは、嫡子から嫡子へと家を継ぐこと。

また、江戸弁はちゃきちゃきというハサミの音のように歯切れがいいので、そこから来ているという説も。

 

そのように説明されると、イメージはハッキリしてくる。

悪い意味でもなさそう。でも、おっとりとした優しい女性のイメージではないことは確かなようで。

 

日本語は面白い、そして難しい。

 


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2002年発行の本ですが、非常に役立っていて、よく眺める本です。351語の、なかなか説明しにくい言葉が載っています。

外国の方に、その言葉の語源は?と訊かれて、一瞬躊躇してしまうことも度々ある。

 

「しみったれ」

けちけちしている様子。しみったれの「しみ」は、「しぶい」「しぶしぶ」のしぶと関係がありそう。

 

「おはらい箱」

不要品を捨てたり、使用人を解雇したりすること。語源は、伊勢神宮で配った御祓いのお札などを入れた箱のことを「御祓い箱」といい、一年ごとにこの箱が配られると、古いお札が不用になるところからとか。

 

「つかの間」

つかとは束。短いものを測るのに使われていた長さの単位。一束は短いものを測るところから、時間がごく短いことも「つかの間」というようになった。

 

一つの言葉について、だいたい300字ほどの説明なので、ちょっとしたすき間時間に読める。

 

各章の頭に挿絵が配してあって、それが、とてもよい。作者は北斎漫画。葛飾北斎のスケッチ画集からのようで。とても味がある挿絵となっていて、それを眺めるのも楽しい。

 


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私が買ったものではないので、家族の誰かが買って読んだのだろうか。いくつか線が引いてある。

 

「つつがなく」終る

この「つつがなく」については、実際に私も外国の方に質問されたことがあり、その時ははて?と思った。語源と言われても、すぐ思い付かなかった。

ダニに刺されると、つつが虫病といって、刺された個所が化膿し、頭痛、食欲不振を招き、死亡することすらあった、この虫がいなければ、安全で、無事というところから、

「つつがなし」という言葉ができたという。

世の中の親は、娘にへんな虫がつかないうちに、つつがなく結婚してほしいと願う、のように使う言葉。

 

「にやけた」男

「ろくでなし」

「ごり押し」

「成金」

「ちょろまかす」

「拍車」をかける

「水際立つ」

「さじを投げる」

 

などなど。

 

日本語は面白く奥深いですね。