傍目八目

日々の思いをつらつらと

地吹雪、ブリザード。


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昨日は天気予報に反して、案外穏やかだったのが夕方から荒れだし、今朝はブリザード状態。

ころころ変わる冬のお天気に翻弄されつつあり、多少お疲れムードの人が多く無口になる。全身雪だるまのようになって歩いている人がいたり。

 

車もこんな日は危険。先が見えないのだから。今年は既にホワイトアウトで死者も出ている。

無理は禁物。

 

ロッカーの中にコートを入れずに、ハンガーごとロッカーの扉に掛けている人が多い。

コートが雪を背負ってきている。干しているのだろう。地吹雪で傘も使えず。コートが雪にまみれて。

 

ロッカールームの暖房の温度を少しアップするように言う。

 

 

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北野たけしさんの詩集。初版は平成14年。

写真のものは、平成28年発行、第5刷。

帯にさくらももこさんが、

「たけしさんは、すごく照れ屋なので、すぐ笑いの方向にもっていってしまうけれど、本当はやさしくて正直で真剣にいきていることを、みんな知っててそれでみんな、たけしさんのことを大好きなんだと思います。」

 

そうです、照れ屋さんですね。そして優しい、本当は真面目な人と私も思います。

 

いくつかの詩を抜粋します。

 

「魔法の言葉」

鳥のように、自由に空を飛べたら

魚のように泳げたら、なんて思わない

自由を楽しむ生き物などいない

生きて行く事は、つらく、悲しく、

目的も分からないものだ

しかしそんな気持ちを吹き飛ばす、

彼女の魔法の言葉

あなたが好きです

 

 

「オーイ」

空は青いか、海は広いか、夢はあるか、

友はいるか、誰かに恋してるか、

ポケットの金で満足か、

そーか、

じゃあ、さっさと死ね

 

 

「騙されるな」

人は何か一つくらい誇れるものをもっている

何でもいい、それを見つけなさい

勉強が駄目だったら、運動がある

両方駄目だったら、君には優しさがある

夢をもて、目的をもて、やれば出来る

こんな言葉に騙されるな、

何も無くていいんだ

人は生まれて、生きて、死ぬ

これだけでたいしたもんだ

 

 

「初詣」

もう二月、思いついたように浅草寺へ行く

隣の彼女はお金を投げて、

何か拝んでいる

茶店で、何、拝んでた、と聞くと

ナイショと言って、ちょっと笑った

でも悲しそうだった

彼女はなにをお願いしたんだろう

大げさな事ではなく

普通のありふれた事だろう

それも叶えられない

自分が悲しかった

 

 

「上品、下品」

愛も友情も無く、彼女を抱き、友と笑い合う

傷つく事、が嫌な訳ではない

傷つける事が怖い

もっとお互いを曝け出して、

なんていう下品な奴

日本文化はもっと高尚で、精神的である

人の喜ぶ姿を見て、

それを自分の喜びと

けっして人にそれを気づかせない事

それがジャパニーズの世界に誇る

時代遅れの、マヌケな、男の精神

俺はそれが好き、だから困る

上品とはそういうもんだ

 

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