傍目八目

日々の思いをつらつらと

良いものは良い。


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寒い日、凍てつく日、雪の残がいが電線にまで。かすかに、しがみつくように残っている雪が哀しみにも見えて。

 

日曜日。お天気は良く、太陽が顔を隠すこともなく。

屋根の雪降ろしをする家もちらほら。

命綱をつけて、雪降ろしする姿は、よその家であっても、ヒヤヒヤして。

 

我が家も一部は老朽化しているので、北側の屋根の雪降ろしだけは、こまめにする。

北側の雪降ろしだけでも、私は裏庭に出て、ヒヤヒヤしながら真剣に眺めている。

 


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雪降ろしに会社の男性が数人来てくれて、

お昼はカレーを作る。

頂いたナンの粉があったのを思い出して、

作ってみる。あまりに簡単で、フライパンで作れて、美味しくて。

必要なものは、水とフライパンだけ。

 

1袋はナンを。もう1袋はとろけるチーズを挟んで、チーズクルチャに。この場合は、

フライパンに蓋をして焼く。少しふくらむ。


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無印良品さんのまわし者ではありませんが、

簡単に作れて、相応に美味しく。

勤めている友人には感謝です。

 

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暗誦している詩は、誰にもあるはずで、それは、詩人が詩集として出版された作品でなくとも、歌の歌詞なども、詩ですから、必ず暗誦している詩はあるものです。

 

茨木のり子さんの詩は、静かなようで、底には非常に激しい感情を感じることができます。

 

毅然として、寂しくても胸をはって。

大好きな詩を1つ。

 

「自分の感受性くらい」    茨木のり子

 

ぱさぱさに乾いてゆく心を

ひとのせいにはするな

みずから水やりを怠っておいて

 

気難しくなってきたのを

友人のせいにはするな

しなやかさを失ったのはどちらなのか

 

苛立つのを

近親のせいにはするな

なにもかも下手だったのはわたくし

 

初心消えかかるのを

暮しのせいにはするな

そもそもが  ひよわな志にすぎなかった

 

駄目なことの一切を

時代のせいにはするな

わずかに光る尊厳の放棄

 

自分の感受性くらい

自分で守れ

ばかものよ

 

茨木のり子さんは1926~2006年の人。

写真を見ると、非常に美しい人です。

愛を謳った詩もありますが、私は、この詩が好きで暗誦しています。

 

そして、ふらっと怠けたくなった時、苦しくて切ない時、この詩を声に出して、

シャキッとしなければと。

 

作者が亡くなっても、何年も何年も時が経っても、良いものは良いのです。

 

 

しずかに日曜日が終わりそう。