日々の思い

日々の思いを

ちゃんちゃん焼き


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鮭やホッケなどを、野菜とともに味噌味で焼いたものを、ちゃんちゃん焼きというとか。

 

何故、ちゃんちゃん焼きと名付けられたのか、漁師料理のようなもので、お父さん、、お父ちゃんが、ちゃっちゃっと作ったから、ちゃんちゃん焼きと呼ぶようになったとか。

 

我が家のは、ホットプレート2つを用意して、鮭のとホッケの2種類を作る。玉葱、長葱、エリンギ、シメジ、人参、モヤシなどの家にある野菜。


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味噌にミリンを混ぜ合わせたものを、魚にのせて、野菜で蓋をする感じで焼く。

 

味噌味も作り方も、各家々で違い、これが正しいですよというようなものは無いとか。

 

私には、忘れられない『ちゃんちゃん焼き』があって、

北海道、菱形の形をぐるっと車で、それも一人で一周したことがあり、

北の端、稚内市で車を預けて、フェリーに乗り、利尻島礼文島に渡って、1泊してまたフェリーで、、、。

その利尻島で食べたちゃんちゃん焼き以上に美味しいと思うものにはあたっていない。

 

港近くの食堂、あくまでも小さな食堂だったはずで、そこで、みんなが食べていたのが、ホッケのちゃんちゃん焼き。

利尻島はホッケの産地、利尻島の昆布も美味しいけれど、ホッケも美味しい。

朝、あがったばかりのホッケを開キ、炭火で焼く、身は上にして。

ホッケの皮は厚いので、皮を下にして焼くと身まで火が通るとか。ひっくり返さなくてもよいらしく。

身の色が変わったところで、長葱の刻んだものが混ざった味噌だれをのせて。お皿に。

ご飯と味噌汁にお新香が付いていて。

ちゃんちゃん焼きだけが大きなお皿にバーンとのって。

 

それが、美味しくて、、味噌に何を混ぜているのかを訊いている人がいたけれど、

お店の主人らしいおじさんは、秘密なんだよとニンマリしていた。

 

たぶん、各お店で、それぞれ工夫があるはずで。その夜泊まった民宿でも、夕食にちゃんちゃん焼きが出てきて、それはまるで違ったものだった。蟹やお刺身や沢山のお料理の中の一品であって、メインではなく、あしらいもオシャレ過ぎ、、。

 

ちゃんちゃん焼きは素朴であってこそ美味しいのだと、私はそれ以来、野性的な料理は、あまりいじくり回さないのが良いのだと思うようになっている。

 

蟹なども、海からあがったものを浜で一気に茹でたものを食べると、ごちゃごちゃいじらないで食べたいと思うようになる。

 

そうして考えると、

一体、料理とは何かと。

新鮮な食材を素朴に食す。

それが本当は極上の食べる喜びのはずで。