日々の思い

日々の思いを

肌寒い

 


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ここしばらく、秋晴れが続き、朝晩は気温がぐっと下っても、日中は太陽と一緒に空が青く、布団を干しているお家もあったくらいが、今日は朝から曇りで、先程は少し雨も降り、こうなると寒い、日中も寒い。

私は少し寒がりで、トレンチコートに厚めのストールを。

蔦もすっかり紅くなり、沢山の実を付けていた。来年また増えるのだろうと思うと、自然の力、植物の生命力を感じる。

 

 

お茶飲みタイムついでに、貸していた本が戻ってきたので。

 


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湊かなえさんの  「ポイズンドーター・ホーリーマザー 」

短編集で6作収録されています。

全てが女性が主人公で6作のうち5作は、母と娘の物語になっています。

 

イヤミスの女王といわれている湊かなえさんですから、ハッピーエンドとはしません。

これでもかこれでもかと、えぐります。

でも、人気があるのですから、読者とすると

現実は甘くないんだよ、そんな夢物語なんてないんだよ、、その現実感を知っているからなのでしょう。

 

女性同士の関係も難しいものですが、母と娘となると血がつながっている分、余計に難しいのかもしれません。

 

今は、毒親という言葉も耳にします。

 

この作品は、そこをえぐります。

娘からみると毒親、、反対に同じ母娘でも、

母からみると毒娘ということも言える。

 

私の周りの人達に訊いてみても、母親が嫌い、大嫌いという人も数人います。

 

難しい、解決策はあるのだろうか?

 

母も娘も、一個人として、大人の女性として、、互いを認めあうようになるのが一番ですが。

 

血のつながりがある母娘となると、単純にはいかない。

 

面白い作品でした。さすが湊かなえさんです。

 

作者は女性の多い環境にいた人なのでしょう、、女性の心理の捉え方が、想像だけでは書けない領域まで踏み込んでいます。

 

女の子をお持ちのママさんにオススメの作品です。逆に自分の母親が好きではない人にもオススメです。

 

お茶タイムも終了。