札幌パルコで、約1か月間「におい展」が催されている。
良い匂いは、匂いというより香りという字のほうがイメージとしては合うだろう、その香りから、臭くて鼻をつまんでしまうようなイヤーな匂いまで、展示されてあるらしい。
私は行こうとは思いもしないのだけれど、
やはり、人それぞれで、行ってきたと言う人も多く。
行ってきた人は、それぞれの感想を話していて。
足の臭さってひどい!
加齢臭って、吐気もの!
くさやって、あんなのどうやって食べるの!
カメムシって、ひどい臭いね!!
匂い話に花が咲いて。
加齢臭とか、臭い足の匂いとか、どのようにして保存して持ってきたのだろうかと、私はそっちのほうが気になって仕方がない。
そもそも、加齢臭とは何だろうか、
人によると、若い時分は特別に強い体臭を感じなかった人が、年を重ねて老人の部類に入ると、なぜかイヤな体臭がするようになるとか。
女、男の別がないそうだから、恐い話。
本人は自分が辺りにイヤな匂いを発散しているなど解らないらしいから、余計に恐い。
考えてみると、体臭は強い、弱いはあっても、自分が意識する、しないはあっても、
誰にもあるものだろうと思う、生きている証拠、食べている証拠、汗を出している証拠のようなもの。
ただ、足の匂いはいけない。
男性の革靴からぷ~んと臭う、冬になって、
女性のブーツから臭う、、、あのイヤ臭い。
顔をそむけて、その場をついつい離れてしまう。
そんな匂い話をしていたら、イヤな匂いを今はシュッと一時的にであっても消す商品が出回っていて、布団にベッドに、靴にスーツに、何にでもシュッするという人も。
私的には、それはどうかなと思うけれど、
世の中が匂いに敏感になっているのだろうなぁと。
オーディコロンや香水を、職場につけてきて
お局さんに呼び出され厳しく注意されている人もいて。
社会の中での匂いルールのようなものも、変化してきているのかなとも思う。
牛乳の腐った臭い、乳製品が腐った臭いはひどい。 運動をするのは良いけれど、汗はきちんと処理しなければ。
食べ物を扱うお店で働く人が、汗を垂らしている様子は、いけない。
くさや、私は好き。食べるのは大好きですが、一度、くさやを沢山贈って頂き、説明通りに、さっと焼いて食べようとして、
その焼ける時の匂いがひどく、家族全員から大バッシングで。
くさやは、お店でだけ頂くようにしている。
それにしても、におい展、にぎわっているらしく。カメムシの臭いなども、嗅ぐことが出来るとか。
香水の匂いも、、。
でも、やはり私は遠慮したい。