日々の思い

日々の思いを

気になった本


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 刺子、一目刺し、十字花刺し。刺し子もやりはじめると夢中になり、黙々と刺していれば良いので、気分転換になる。

晒木綿に製図して、木綿糸で刺したものなので、本来はふきん。

ただ、なかなか美しく、ふきんというより、花瓶敷きにしたり、キッチンでフルーツかごに埃よけに掛けたりして使っている。

刺し子は、昔、東北の女性達が布を大切に使う工夫の一つだったとか。

糸でチクチクと模様を刺すことで、布が厚くなり寒い時期には、今のセーターの役割だったのだろうか。

 

  「ひかりごけ」を読んでいた。 1944年に実際に公になった裁判、事件で。 北海道の東、羅臼で起きた食人事件。 北海道を1週間かけて、ぐるっと1周したことがあり、 羅臼で、是非とも、ひかりごけを見たいと思っていたけれど、光る苔は、 私の目には見えなかった。 洞窟の中で苔が光るそうで。 この話は、恐いけれど、武田百合子さんの旦那様で、猫の写真集を沢山出している武田花さんのお父さんの、武田泰淳さんの文章は、すっきりしていて、 良いなあと。 この作品、短編集ですが、初版は1954年。 読んでおくべき作品かと。 人間の業のようなものを、すっきり表現していて。

  随筆家の奥様、武田百合子さんの作品も とてもよく、理性を感じるものばかり。

すでに、昔といわれる昭和の初期、中期の作家さんは、甘くないなぁと、 再読して、改めて感じた。