日々の思い

日々の思いを

捨てられない本


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  松本清張さんと三島由紀夫さん。

二人のバトルはご存知の方も多いようですが。 三島由紀夫さんは、松本清張さんを文学者仲間として受け入れなかった。

松本清張さんは、黙っていない、 三島由紀夫さんの文学的才能について、 、言っちゃう。 お二人とも鬼籍の人ですから、真実は不明ですが。

 

  確か、あったはずと書庫を探して、見つけました。

  古い、40年ほど前に出版された文庫本。 松本清張さんの、自叙伝。

作家になるまでの半生記。

貧乏で、学校にも行けず、働いて、働いて、家族を養う為に。 遊びなんて、まるで無い。 食べる為に働いて。

新聞社に就職出来ても、学歴差別で、 歯車のネジにさえなれない。

フィクションかと思ってしまう話ばかりで。

  ただ、ここに書かれているのは松本清張さんの生きた真実で。

だからこそ、我を、真っ直ぐな我を貫いた松本清張さんが存在して。

貧乏な生活を恥じることなく、 そこが、松本清張さんを社会派推理小説の第一人者にしたのだろうと。

知名度が上がり、豊かな生活になっても、 まとわりつく女達をけちらして、妻一人を守った姿にも、圧巻としか言いようがなく。

  今の、アホな政治家さん達、少しは学んでほしい。 潔癖な生き方を。

  この古い文庫本、私は 捨てられなかった。 貧乏を経験した人間、貧乏でありながら、真っ直ぐに生きた人間こそを大切にしたい、、そのように思います。依頼心を捨てて頑張る人。

  ………… 三島由紀夫さんは、 お坊ちゃん育ちで、東大卒。 学歴もないのに、すごい才能のある 松本清張さんに嫉妬した?? まさか、、まさか、、。