傍目八目

日々の思いをつらつらと

好きな詩

好きな詩、可愛らしい詩(引用)

「赤いワンピースで夕暮れの街を 」 江國香織 扉のかたちをした闇 より 赤いワンピースで夕暮れの街を歩くあなたをどんなにあいしているかに気づいて私はほとんど倒れそうになりました あなたはヒールのない靴をはき異国の街をすたすたと歩く動物園で縞馬と…

栗ご飯 と 詩

栗だけを入れた栗御飯を炊きました。 やはり、栗だけが美味しい。 かまどさんで(内蓋付き土鍋)炊くと、火をつけて約15分で火を止め、蒸らし15分で炊き上がります。 おこげもあって、とっても美味しかった。 料理酒、塩、昆布醤油をそれぞれ少々入れて炊きま…

好きな詩

石原吉郎(1915~1977) 「泣きたいやつ」 おれよりも泣きたいやつが おれのなかにいて 自分の足首を自分の手で しっかりつかまえて はなさないのだ おれよりも泣きたいやつが おれのなかにいて 涙をこぼすのは いつもおれだ おれよりも泣きたいやつが 泣き…

なかなか、いいなぁ!

初版は昭和56年、 版を重ねて改版18版平成28年発行。 『寺山修司少女詩集』 裏表紙にありますが、 少女の心と瞳がとらえた愛のイメージを、 詩人・寺山修司が豊かな感性と華麗なレトリックで織りなすオリジナル詩集。 です。 以下、良いと感じた詩を抜粋。 ⭐…

読書

ここ2ヶ月の間に読んだもので、一番印象に残っているのは、加島祥造さんの『求めない』。 詩集というよりは名言集のような。 深い言葉ばかりで、考えさせられもして、 心が軽くもなる。 以下本文より抜粋。 共存とは「求めあう」ことじゃなくて、互いに「与え…

私の詩

「春色」 空は春色 春色って、どんな色? 春の色です だから、春の色ってどんな色 春は特別なんです とっても 嬉しい色です 優しい色です 待っていた色です あなたが あなたたちが 冬の間ずっと心の底で 密かに密かに 待っていた色です あなたたちの好きな色で…

私の詩

「恐怖」 私は、はたと立ち止り 身体が縮み、 後に退くことも 駆け出すことも 出来ずにいた。 例えば 振り向くという 簡単なことすら 出来ずにいた。 絶えず 追われているようで 今にも 飛びつかれるようで しかし 今、駆け出してしまったら 永遠に駆けていな…

私の詩

「目をつぶりたい」 ある日 ふと 母の後姿に苦悩をみたように感じた。 細い首を 心もち下に向けて 一心に ネギを刻んでいた。 トン、トン、トン、トンと、 切れ目なく ネギを刻んでいた。

好きな詩

茨木のり子さんの詩 作者最後の詩のようです、73才の時の詩です。 茨木のり子さんらしい、毅然とした、心の、精神の強さを感じる詩で、何度読んでも背筋がピンとしてきます。 「倚りかからずに」 もはや できあいの思想には倚りかかりたくない もはや できあい…

私の詩

「幸せ」 毎日通る道に 呼び名の知らぬ木々が青づき 目にとめたことのない草花が 私の気をそそる。 それらと共の道は 全ての想いを暖かく変えて しまうのであろうか。 いつしか名の知らぬ木々の合間に 忙し過ぎた昔を甦らせ こうして毎日通る道に 花を木を 感…

好きな詩

夜露死苦現代詩 暴走族の青年の詩より 「天から貰ったこの命 咲いて散るのが我人生 たとえこの華散ろうとも 一生一度の青春を 地獄で咲かせて 天で散る」 俵万智さんのサラダ記念日より 「また電話しろよと言って 受話器置く君に 今すぐ電話をしたい」 谷郁雄さ…

好きな詩

寺山修司さんの詩 少女詩集より 「幸福についての七つの詩」 ポケットを探したって駄目です 空を見上げたって 涙ぐんで手紙を書いたって 駄目です 郵便局に日曜日があるように 幸福にだって休暇があるのですから 今日は春一番が吹き荒れ、北海道は嵐です。一…

好きな詩

もうすぐ雛まつり。女の子のお祭りなので、気持ちが華やぎます。 今年のバレンタインで頂いた沢山のチョコの中で、一番美味しかったのは 兵庫のエスコヤマのチョコケーキが抜群でした。何一つ文句のつけようのない大人味。(誤解なく、私は女性です) ********…

好きな詩

江國香織さんの詩集「すみれの花の砂糖づけ」より。 遊園地 キャラメルの 男の子用のおまけみたいなあなたと 女の子用のおまけみたいなわたしが 恋をしたから 世界は急に遊園地になった 閉園時間なんて誰が気にする? ずっと遊んでいられるものだと 思っていた…

好きな詩

茨木のり子さんの詩、心に沁みます。 「言いたくない言葉」 心の底に 強い圧力をかけて 蔵ってある言葉 声に出せば 文字に記せば たちまち色褪せるだろう それによって 私が立つところのもの それによって 私が生かしめられているところの思念 人に伝えようと…